【質問】中学(理科):電池の仕組みについての問題で、いろいろな金属の組み合わせを試して「かかる電圧が最も大きくなるもの」を選ぶ問題が分かりませんでした。どのように考えたらいいのでしょうか。

〔質問〕
電池の仕組みについての問題で、いろいろな金属の組み合わせを試して「かかる電圧が最も大きくなるもの」を選ぶ問題が分かりませんでした。どのように考えたらいいのでしょうか。
〔回答〕
かかる電圧の大きさは、使う金属のイオン化傾向の差によって決まります。
イオン化傾向の差が大きいものほど、大きい電圧がかかることになります。
〔詳細〕
イオン化傾向の大きい順に並べると、「Mg>Al>Zn>Fe>Cu>Ag」です。
これを使って、2つの場合を比べてみます。

(1)銅と亜鉛を使う場合
Mg>Al>Zn>Fe>Cu>Ag (間に1つの金属)

(2)銅とマグネシウムを使う場合
Mg>Al>Zn>Fe>Cu>Ag (間に3つの金属)

この2つの場合を比べた場合、
「(2)銅とマグネシウムを使う場合」の方がイオン化傾向の差が大きいといえます。

よって、(2)の方が「かかる電圧が大きい」となります。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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