経済用語:可処分所得(かしょぶんしょとく)

所得(≒収入)から、税金や社会保険料を引いて残った「自由に使えるお金」のこと。
日常用語としては「手取り」と呼ばれる額のこと。

(補足)
仮に月収が30万円のとき、だいたい、
・所得税    :  5,000円(国に支払う税金)
・住民税    :  7,000円(地方自治体に支払う。支払い自体は翌年)
・健康保険料  :15,000円(支払う代わりに、病院に行った際は診察料の負担が軽くなる)
・厚生年金保険料:27,000円(将来の年金のための積み立て)
・雇用保険料  :  1,000円(失業したときの備え。失業したら一定期間お金をくれる)
を支払う必要がある
(※ 地域によっても異なる。月収が多ければそれぞれも多くなる)

そのため、実際に使えるお金は24万5000円ということになり(総収入に対して約80%の人が多い)、このことを「可処分所得」という

なお、消費税については、商品価格に上乗せされ、消費に伴って支払うものであるため、消費支出の一部として扱われる(可処分所得の中から支払われるという扱い)

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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