【質問】中学(理科):天体を1か月後の同じ時刻に観察したとき、どのように見えるかは決まっているのですか?

〔質問〕
天体を1か月後の同じ時刻に観察したとき、どのように見えるかは決まっているのですか?
〔回答〕
天体は年周運動をしているため、「規則的に動いて見える」と言えます。

ある日とその一か月後の「同じ時刻」に星座を観察したとすれば、
「1か月後には、(はじめに観察した位置より)30°だけ西側へ回転移動」して観察できます。

〔詳細〕
観察できる星や星座は、1年かけて1周(=360°)して見えます。
その移動方向は日周運動と同じく、東→西の方向です。

12か月かけて、360°移動することになるので、「1か月あたり30°移動する」ということができます。
(12か月で360°移動するので、360°÷12か月=30°)

なお、星が前の日と同じ位置に見える時刻は、「1日につき、約4分ずつ早くなる」ということも覚えておきましょう。

星の年周運動(1か月)

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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