【質問】中学(理科):火山についてなのですが、マグマのねばり気と火山の形にはどのような関係があるのですか ?

〔質問〕
火山についてなのですが、マグマのねばり気と火山の形にはどのような関係があるのですか
〔回答〕
マグマのねばり気が強い場合、マグマが流れにくいため、おわん型の火山になります。
反対に、ねばり気が弱い場合、マグマが広く流れていくため、平らな形の火山になります。
ねばり気がその中間くらいの場合は、円すい形の火山になります。
〔詳細〕
マグマのねばり気によって、火山の形だけでなく、噴火の仕方なども変わってくるのでまとめておきます。

(1)マグマのねばり気が強い場合(おわん型の火山)
激しい噴火が起こりやすく、そのときにできる岩石の色は白っぽいものになりやすい。
〔例〕昭和新山、雲仙普賢岳 など

(2)マグマのねばり気が弱い場合(平らな形の火山)
穏やかな噴火となりやすく、そのときにできる岩石は黒っぽいものになりやすい。
〔例〕マウナロア、キラウエア など(ともにハワイ)

(3)マグマのねばり気が(1)(2)の中間くらいの場合
火山の形も(1)・(2)の中間くらいで円すい形になります。
〔例〕富士山、桜島、浅間山 など

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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