【質問】中学(理科):優性の形質・劣性の形質には、どのようなものがありますか?

〔質問〕
優性の形質・劣性の形質には、どのようなものがありますか?
〔回答〕
優性の形質・劣性の形質の例として、このようなものがあります。

形質優性劣性
まぶたの形(ヒト)二重一重
つむじの渦の向き(ヒト)右巻き左巻き
巻き舌ができるか(ヒト)できるできない
耳あか(ヒト)湿っている乾いている
種子の形(エンドウ)しわがある
さやの色(エンドウ)緑色黄色
さやの形(エンドウ)ふくれているくびれがある

「優性」「劣性」の区別は、子の代で現れるかどうかでされています。
(子の代で「優先される形質かどうか」ということ)
※ その形質が「優れている・劣っている」という意味ではありません。

優性の形質をもつ純系の親と、劣性の形質をもつ純系の親をかけ合わせたとき、
子の代では優性の形質だけが現れます。これを優性の法則といいます。
(優性の法則は、こちらで確認してみてくさい)

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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