【質問】中学(理科):ひげ根と根毛はどう違うのですか?

〔質問〕
ひげ根と根毛はどう違うのですか?
〔回答〕
ひげ根は「根のつくりの種類の名前」です(単子葉類の話)。
根毛は根の表面についている、細い毛のようなつくりのことです(単子葉類、双子葉類の両方に関わる話)。
〔詳細〕
(1)「ひげ根」と「主根と側根」
被子植物(胚珠が子房に包まれている植物)は、単子葉類と双子葉類に分類されます。
単子葉類と双子葉類の根のつくりを比べたとき、
単子葉類がもつ根のつくりをひげ根
双子葉類がもつ根のつくりを主根と側根といいます。

【「ひげ根」と「主根と側根」のようす】

(2)根毛
「ひげ根」と「主根と側根」のどちらにも見られるつくりとして根毛があります。
根毛は、根の表面にある細い毛のようなつくりのことです。

根毛があることで、根の表面積が大きくなり、水や養分の吸収効率が良くなります。
(土から抜けにくくなるというメリットもあります)

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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