【質問】中学(理科):海陸風はどのような仕組みですか?

〔質問〕
海陸風の仕組みがよく分かりません。どのような仕組みなのですか?
〔回答〕
一言でいうと、「陸と海では暖まりやすさに違いがあることで、昼と夜とで上昇気流が起こる場所が変わる」というものです。
上昇気流が起こる(=気圧が低くなる)方へ向かって、風が吹くからです。
〔詳細〕
海陸風が起こる原因は「陸と海での太陽による暖まりやすさの違い」です。

・昼間に海から陸地に向けて海風が吹く理由
陸地は海水と比べると、暖まりやすく冷えやすいです。
昼間に温められた陸地では、上昇気流が発生して、気圧が低くなります。
そうすると、気圧が高い海側から気圧の低い陸側へと風が吹くことになります。

・夜間に陸地から海に向けて海風が吹く理由
海水は陸地と比べると、暖まりにくく冷えにくいです。
夜間でも冷えにくい海では、上昇気流が発生して、気圧が低くなります。
そうすると、気圧が高い陸地から気圧の低い海へと風が吹くことになります。

こうして、1日のうちで風向きが変わるわけです。

 

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