【質問】中学(理科):放射線と紫外線の違いは何ですか?

〔質問〕
放射線と紫外線の違いは何ですか?
どちらも良く聞く言葉ですが、よく分かりません。
〔回答〕
両方とも電磁波の一種で、
放射線 : 放射性物質の原子核が崩壊するときに発生する電磁波
紫外線 : 波長が短いため、目に見えない光(可視光線ではない)
〔詳細〕
(1)放射線について
放射線 : 放射性物質の原子核が崩壊するときに発生する電磁波

放射線には、α線・β線・γ線・X線などがあります。
特に、X線は健康診断などで撮るレントゲン写真に利用されています。

(2)紫外線について
人の目で感じることのできる光のことを可視光線といいます。
この可視光線の波長の範囲の外側に位置するものが紫外線と赤外線です。

紫外線紫色よりも波長が短いもの
赤外線 : 赤色よりも波長が長いもの

〔参考〕
可視光線の色を波長の短い方から長い方へ並べると、
〔短〕 紫色 → 藍色 → 青色 → 緑色 → 黄色 → 橙色 → 赤色 〔長〕
となっています。
(ちょうど、虹の色になっています)
可視光線

 

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