【質問】中学(理科):バネの計算問題の解き方がよく分かりません。

〔質問〕
バネを使った計算問題でよく間違えてしまいます。
どのように考えて練習していけばいいですか?
〔回答〕
バネの問題は、
フックの法則(比例関係)
・ 「バネの伸び」と「バネの長さ」を区別する
の2つのことを理解しておけば、そんなに難しい問題ではありません。
〔詳細〕
【フックの法則】
フックの法則は「バネにはたらく力の大きさ」と「バネの伸び」は比例する
というものです。

たとえば、
「 1N の力を加えたとき、2cm 伸びるバネがある。
これに 3N の力を加えたとき、何cm伸びるか?」
という問題であれば、フックの法則より
加える力を比べると、1N → 3N と3倍になっていることから、
バネの伸びも3倍になるはずと考えます。
よって、2・3 = 6cm 伸びる となります。

【「バネの伸び」と「バネの長さ」の区別】
こちらを読み間違えてることも多いので、注意が必要です。
つまり「問題で問われているのはどちらか」を区別することが大切です。

バネの伸びフックの法則より求めることができる
バネの長さ〔バネの長さ〕=〔自然長〕+〔バネの伸び〕
自然長とは、伸びたり縮んだりしていない状態のバネのもとの長さのこと)

この「伸びと長さ」を区別せずに、
問われているのと反対の方を答えてバツになる人が多いです。
注意して問題を解いていきましょう。

 

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