【質問】中学(理科):化学反応式はどのようにつくるのですか?

〔質問〕
化学反応式を習っているところですが、つくり方が分かりません。
どのような流れで式をつくっているのですか?
〔回答〕
化学反応式は、化合するタイプ分解するタイプのいずれかです。

化合タイプ: AとBが化合してCができる
A + B → C
分解タイプ: Dを分解するとEとFができる
D → E + F
このような化学反応式になるのですが、まずは上の式のA〜Fに入るものを、
化学式ではなく、日本語で覚えることから始めましょう。
〔例〕 水素 + 酸素 → 水

〔詳細〕
水素 + 酸素 → 水
のように日本語で式の形をつくることができたら、
それぞれの物質の化学式を覚えましょう。
〔例〕 水素:H2, 酸素:O2, 水:H2O

そして、化学式を使って化学反応式が書いて、最後に係数を考えます。
〔例〕 H2 + O2 → H2O を書いて、
係数を考えて 2H2 + O2 → 2H2O と完成させる
(左辺)と(右辺)で、「原子それぞれが何個ずつあるのか」を比較して、
(左辺)と(右辺)で全ての原子の数が合うようにします。

(詳しい方法は、こちらの記事で確認してみてください)

高校入試レベルの場合、化学反応式を丸暗記した方が速いと思います。
問われる化学反応式のパターンが決まっているので、
考えて反応式をつくるよりも効率が良いためです。
苦手であれば、まずは丸暗記を試してみてください。
そのあとで理解していけば、それでOKです。

 

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