【質問】中学(理科):だ液のはたらきを調べる実験で、40℃くらいに設定している理由

〔質問〕
だ液のはたらきを調べる実験では、よく40℃くらいに設定していますよね?
どうしてですか?
〔回答〕
だ液がはたらきを調べるためには、
普段だ液がはたらいている環境に似せる必要があります。
だ液のはたらきがあるのは、人の口の中なので、
人の体温に近い40℃くらいで実験をします。
そうすることで、だ液本来のはたらきを調べることができるわけです。
〔詳細〕
だ液には消化酵素のアミラーゼが含まれています。
このアミラーゼは「30℃〜40℃でよくはたらき、デンプンを麦芽糖に分解」します。

アミラーゼのような消化酵素は、
体温よりも高い温度になってしまうと機能しなくなります
つまり、消化酵素としてのはたらきが無くなってしまうのです。

この点について問われることが多いので、覚えておきましょう。

 

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