【質問】中学(理科):気体の発生量についての計算問題が苦手で手がでません。

〔質問〕
気体の発生量についての計算問題が苦手で手がでません。
どのような計算をしていけばいいのでしょうか。
〔回答〕
「発生する気体の量と、発生させる材料となる物質の量は比例関係」という法則にしたがって解き進めます。
つまり、使う材料を2倍にしたら、発生する気体の量も2倍になるという仕組みです。
(ただし、限界の量など、問題ごとに注意しなければならない点もあります)
〔詳細〕
比例関係があるものですので、割合をかけていきます。

(ア)塩酸 30㎤ に対して、物質 a gが反応
(イ)塩酸 20㎤ に対して、物質 b gが反応
この(ア)と(イ)に「比例関係」があるときには、
b = a・(20/30) という式が成り立ちます。

たとえば、3個で600円のものがあるとき、2個の値段は?
という問題があったとき、600・(2/3)で求めますよね?
これと同じです。(個数と値段が比例関係にあるため)

上記の例のように、
「うすい塩酸 30cm3 と石灰石 3.0g 」が過不足なく反応しているとき、

塩酸 30cm3 に対して、石灰石 3.0g が反応
塩酸 20cm3 に対して、石灰石 x g が反応

反応できる石灰石の量は、反応に使う塩酸の量に比例するので、
3.0・(20/30) = 3.0・(2/3)=2.0
塩酸 20cm3 に対して、石灰石 2.0 g が反応することが分かります。

 

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