【質問】中学(理科):物体の密度の求め方が分かりません。どのように考えればいいですか?

〔質問〕
物体の密度の求め方が分かりません。どのように考えればいいですか?
〔回答〕
密度とは、
「1辺1cmの立方体分(1cm3分だけ)でどれだけの質量なのか」を表したもの。
〔質量[g]〕を〔体積[cm3]〕で割ることで求めることができます。
〔詳細〕
密度とは「同じ体積で考えるとき、どちらの方が重くなる?」を分かりやすく示したものです。
簡単に言えば、「どれだけ詰まっているのか」をイメージしやすく数値化したものになります。

密度を求めるとき、すなわち問題で問われているとき、
「物質Aの密度[g/cm3]を求めなさい」と書かれていると思います。

この単位に注目しましょう。
「 [g/cm3] とは [g] ÷ [cm3] のこと」なので、
〔質量[g]〕を〔体積[cm3]〕で割ればいいということです。

たとえば、
「130gで100cm3の物質Aの密度[g/cm3]は?」
という問いであれば、
130g ÷ 100cm3 = 1.3[g/cm3] と計算すればいいわけです。

〔参考〕 さまざまな物質の密度[g/cm3]
水(4℃):1.00(こちらは覚えておいた方がいい)
氷(0℃):0.92
金:19.32
銀:10.50
銅:8.96

また、「液体に物体が浮く」という現象も密度と関係が深いです。
ある物体を液体の中に入れたときに、「その物体が液体に浮くかどうか」は、
その物体と液体の密度を比べればわかります。

上記の〔参考〕にある、水と氷の密度を比べると、氷の密度の方が小さいです。
この密度が小さい方が浮く(上にくる)ことになります。

 

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