〔質問〕 炭酸水素ナトリウムを加熱する時に、試験管をすこし傾けると書いてあり、液体が流れ込むと危険だからという理由だそうですが、この液体、というのはどこで発生するものなのですか? 解説お願いします。 |
〔回答〕 この実験は、炭酸水素ナトリウムの熱による分解の様子を見るためのものです。 炭酸水素ナトリウムを分解すると、「炭酸ナトリウム」「二酸化炭素」「水」に分かれます。 化学反応式は「2NaHCO3 → Na2CO3+CO2+H2O」です。 この発生した水が問題文にある液体のことです。分解が起こればすぐさま発生しますので(つまり試験管内)、傾けておかないと試験管の底にたまってしまうことになります。 (ガラスは温度差に弱く、加熱部分に水が流れて冷やされると割れてしまう) |
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