【質問】数学:立方体において直線を引いた時に交点が一致する理由

〔質問〕
一辺の長さが6の立方体ABCD-EFGHにおいて辺AD、CDの中点をそれぞれP、Qとするとき、線分GQ、線分HDの延長線上の交点をOとすると線分EPの延長線の交点と一致するのはなぜですか?
〔回答〕
立体図形については、基本的に平面を取り出して考えるとわかりやすくなります。
今回の場合、以下の2つで「直線HDとの交点」を考えてください。
 
まず、四角形CDHGを含む平面で、GQ の延長と 直線HD の交点を考えてみます。Q が CD の中点であることを利用すると、その交点は HD を2倍に引きのばした所に出てきます。
 
一方、四角形ADHEを含む平面で、EP の延長と 直線HD の交点を考えてみます。P が AD の中点であることを利用すると、その交点は HD を2倍に引きのばした所に出てきます。
 
つまり、GQ の延長も EP の延長も、ともに直線HD上の同じ箇所を通るということが、たしかに確認される、ということです。
(直線と直線は空間内では必ずしも交わるとは限りませんので、このように検証していかざるをえないことがあります)

 

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