【質問】歴史(中学):ベトナム戦争にアメリカが介入した理由

〔質問〕
ベトナム戦争にアメリカが介入した理由はなんですか。
〔回答〕
第二次世界大戦後、世界は冷戦という新たな戦いの局面へ移行し、一言で言えば、アメリカ側のグループとソ連側のグループが縄張り争いをしました。そうした中、ベトナム地域で内戦が起こり、アメリカ側(資本主義側)のベトナム共和国(南側)を支援した、というものです。
 
 
〔参考〕
まず、第二次世界大戦後のベトナムでは、北側のベトナム民主共和国と南側のベトナム国(フランスがつくった国)の間で紛争が起こっていましたが、1954年に休戦協定が結ばれました。これによりフランスが撤退します。
 
その後、フランスに代わってアメリカが支援して、南側にベトナム共和国がつくられました。
しかし1960年に、南北統一を望む人々が北のベトナム民主共和国の支援を受けて、ベトナム共和国で内戦を始めてしまいました。
これがベトナム戦争の始まりで、1965年にアメリカが介入することになります。
 
北側の国はソ連や中国の支援、南側の国はアメリカの支援を受けての戦いだったので、戦争が激化してしまいました。
(ベトナム戦争が起こった時期は、資本主義側と社会主義側との冷戦の時代だったため)

 

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