【質問】数学(中学):+-の計算や、連立方程式の解き方について

〔質問〕
春から中学3年になるのですが、
+と-を使った足し引き算が苦手です。1年の序盤にやった計算がスラスラと解けません。-と-同時だと+?とか+と-で反対になる?とかです。
この+-で方程式の答えに支障が出ることがあります。
 
連立方程式は基礎から全くわかりません。代入や、式にしたときの+と-がわかりません。
 
上記の計算はほとんど赤ペンでしてきたので受験のために理解しておいた方がいいと思っています。
〔回答〕
まず前半の+と-の件は、取り急ぎ、「-」は「反対方向を意味する」と思ってもらったらどうでしょうか?
例えば、3+(-4) というのは、3 に対して「逆方向に 4 進む」ということで -1 になりますし、
3-(-4) だと、逆方向の逆方向で+4 ということになります。
これは掛け算の場合でも同様ですので確認してみてください
 
これらを理解してもらったら、あとは計算のスピードアップの訓練が必要です。中1の問題集を持っていればそれを、無ければ新しく買って(恥ずかしければネットででも)、何回もやりこんでください。
 
 
次に連立方程式の件ですが、「これは複数の式を同時に満たすような値を見つける」というのが目的です。
解き方としては、基本的に「文字を1つずつ消去する」ということを大前提に進めてください。
一方の式を y=● となるように変形して、もう一方の式にそのまま当てはめれば、x だけの式となり、そうなるとふつうの1文字の方程式になります。そして、すでに y=● という式があるため、この式に代入しなおせば y が求まる、という仕組みです。
(この作業は、まず x=● としてもらっても結構です)
 
※ よくある解き方として、2つの式をそれぞれ何倍かずつしたものを上下に並べて書いて引く、というようなことがありますが、これも要は「文字を1つずつ消去する」ということをしています。
 
連立方程式についてもやはり反復練習が必要ですので、まずは今、記載したことを考えながら数問解いて、その後、ドリルのようなものを複数回やりこむようにしてください。

 

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