〔質問〕 「a は定数とし、x に関する2次方程式(式は省略します)は異なる2つの実数解を持つ。2つの解の差が整数であるとき、a の値を求めよ」 という問題の解いていく過程で、解と係数の関係から2つの解 α、β の和と積を出すのは分かるのですが、そのあとで、 「ゆえに、(α-β)2=-3a2+8a-4>0 |α-β| が整数であるとき、(α-β)2 も整数である。よって -3a2+8a-4 が整数の平方になる場合を考える。」 という流れがよく分かりません。この計算の目的というか、意図、理由を教えてください。 |
〔回答〕 答案としてはこの順に書く必要がありますが、思考回路としてはゴールである「2つの解の差が整数である」からたどっていっていると思ってください。 その際、「2つの解の差が整数である」というのは数式としては α-β=k(kは整数)と表されるわけです。これを求めるにあたって、今わかっている情報は α+β と αβ しかないので、α2-2αβ+α2=k2 からたどるしかなさそう…、というような発想です。 なお、「よって -3a2+8a-4 が整数の平方になる場合を考える。」の箇所は、あくまでも計算の一過程として、a の範囲を絞っている、というものです。 |
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