〔質問〕 「1、2、3、4 の4枚のカードのうち3枚を取り出し、一列に並べて3桁の整数を作るとき、それが3の倍数となる確率を求めよ」という問題のヒントをください (写真とかは貼り付けられないのですか?) |
〔回答〕 今回の問題のポイントは「3桁の整数が3の倍数」というのは「各位の数の和が3の倍数」ということに置き換えて考えることです。 そして確率は「問題で指定された場合の数/全ての場合の数」で求まります。 (「場合の数」とは、要は「何通りあるのか」ということです) それぞれの場合の数を求めてみましょう。 分子:「3桁の整数が3の倍数」 =「各位の数の和が3の倍数となる場合の数」 =「各位の数の和が6または9となる場合の数の合計」 (今回の問題では3つの合計が3になることがないため、6と9の場合のみ考える) 分母:(全ての場合の数)=百の位4通り × 十の位3通り × 一の位2通り となります。 あとは、これらを使って分数を作ってください! |
(追加分) 1,2,3,4 のうち3つを使って、「各位の数の和が6または9となる場合の数の合計」の数え方ですが、 まずは、その「使う数の組み合わせ」を考えた上で、樹形図を書くのが一般的です。 また、慣れてくれば計算で求めることも可能です。 (n個の並び替え)=n×(nー1)×(nー2)×…×2×1 という式で求まります。 ・組み合わせについて 和が6になる場合…1,2,3 を使う 和が9になる場合…2,3,4 を使う ・計算で場合の数を求める方法 和が6になる場合を例に考えてみます。 要は1,2,3の「3つの数(もの)」の並び替えですので、 (1番目にくるもの)の場合の数×(2番目にくるもの)の場合の数×(3番目にくるもの)の場合の数 で求めることができます。 (1,2,3のどれがきてもよいので3通り)×(1,2,3のうち1つを先に使ったので2通り)×(1,2,3のうち2つを先に使ったので1通り) =3×2×1=6通り 和が9になる場合の数も同様に求めることができます。 これらのことを参考にもう一度考えてみてください。 なお、質問に画像ファイルを使用したい場合は「ターンナップ」アプリ(Android版のみ)をご利用ください。 こちらのアプリから質問をいただきますと、質問内容に画像をご使用いただけます。 (iOS版は現在作成中です。もうしばらくお待ちください) |
アンケートへのご協力をお願いします(所要2~3分) |
---|
「将来設計・進路」に関するアンケートを実施しています。ご協力いただける方はこちらよりお願いします (Googleフォームにアクセスします) |