【質問】数学(2次関数):最小値を求める際の場合分け

〔質問〕
関数 y=x2-2kx+k2-2k(0≦x≦2)の最小値が11になるような正の定数の値を求めよ。
という問題での場合分けの仕方が、よく分かりませんでした。
〔回答〕
本来、この手のタイプの問題は、3通りに分けて考える必要があります(最大値と最小値を併せて扱う場合は5通り)
 
2乗の係数を正の場合、最小値を求める際は、
・軸が定義域の左側(定義域の左端が最小値)
・軸が定義域内(頂点のy座標が最小値)
・軸が定義域の右側(定義域の右端が最小値)
となります。
 
ですので、今回も軸(x=k)を定義域と見比べる必要がありますが、問題文に「正の定数」とありますので、kが負になるケース(つまり、軸が定義域の左側に外れるケース)を想定する必要がありません。
 
というわけで、
・軸が定義域内(0<k≦2)
・軸が定義域の右側(k>2)
の2つで場合分けすればいいことになります。

\[\frac{0.03x}{x} \]
 

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