よく試験前などに友だちと問題を出し合うことをしますよね?その時は、できるだけ問題を出される側より、問題を出す側になった方がいいです。
<問題を出す側のメリット>
問題を出す側の最大のメリットは出題者の目線になれることです。特に試験前は、どんな問題が実際に試験に出るだろうかと考えながら問題を相手に出すと思います。
実際に試験を作成する先生は、試験範囲の中で重要なところから問題を作ります。つまり、問題を出す側は重要な部分を探しながら教科書や問題集を見ることになるので、試験勉強で覚えた知識を改めて整理することができるのです。知識が整理されると、実際に問題を解く際にその知識を出しやすくなり、その結果点数がより取りやすくなります。
また範囲の中で重要な部分がどこなのかを考える癖がつくと、試験勉強の効率が上がります。科目によって多少の差はありますが、先生が「大事」と言っているものはその単元を理解する上で必ず押さえなければならないものです。やみくもに一つ一つのものを覚えるのではなくて、「大事」であるものを「手段」として用いてたくさんの問題を解けるようになることができれば必ず成績は向上します。
一人で常に問題を出される側として勉強をするよりも、問題を出す側の視点を持ちながら勉強したほうが絶対に効率は良くなります。友だちと問題を出し合いながら、共に成績を上げて互いによいライバルになってほしいと思います。