【記事】入試当日の服装・食事など

大学入試は推薦入試が秋から始まり、センター試験、私立一般入試、国公立2次試験が冬に行われます。入試の時期は寒さ対策が必ず必要です。毎年服装などで失敗をする受験生が多くいますので、ここでは試験当日の服装を中心に注意すべきことを書こうと思います。

<服装>
結論としては、暑さ~寒さに対して「調節しやすいような服装」をしてください。

当然外は寒いです。ですから厚着をして試験会場に向かうことになります。しかし、試験会場自体はほぼすべての教室が暖房をいれていますので、あまり寒くはないと思います。
なので基本的には厚手のコートやマフラーをして、脱いだら薄着にもなれるようにした方が良いです。中に着込んでしまうと、教室内で暑くなりすぎて逆にしんどくなります。また着込むことで肩などが凝りやすくなります。血行が悪くなると当然思考力が下がりますので注意しましょう。
ですが、教室全体が均一に温度を保たれているわけではありません。暖房がよく当たる場所や全く当たらない場所があります。それは教室に行くまで分かりません。もし自分の席が暖房の当たらない場所だと相当寒いです。なので、セーターやブランケットなどその場で羽織れたりするものを1つ持っていくと良いでしょう。
また暖房が入っているので、教室が非常に乾燥しています。手が乾燥してしまうと、問題用紙をめくりにくくもなるので、ハンドクリームを持っていくことをお勧めします。また喉を潤すために、のど飴なども持っていくと良いですよ。

昔、生徒から聞いた失敗談を1つ。その生徒は当日英語がプリントされたシャツを着ていったのですが、英語の試験が始まる前にその服を脱ぐように注意され、試験を半袖で受けなければならなくなりました。寒さと試験前に注意されたことでかなり集中力を欠いてしまったそうです。こんなことも起こってしまう可能性があるので、できるだけ服は無地のものを選びましょう。

<試験会場の確認>
初めて行く大学で試験を受ける場合は必ず、行き方を事前に調べましょう。どの電車に乗り、どの駅で降りるのか。最寄りの駅から会場までの距離はどれくらいなのかなどを確認してください。できれば一度くらいは事前に会場まで行っておいてください。試験前にはいろんなアクシデントが起こるものです。できるだけ試験と関係ないところで慌てないように準備をしましょう。
試験会場には30分以上前に必ず到着するようにしましょう。ギリギリに着くと落ち着かないまま試験が始まってしまいます。また、会場に向かう途中交通機関が遅れる可能性もあります。何かトラブルがあっても大丈夫なように余裕をもって試験会場に向かいましょう。
私は試験に向かう途中の電車の中で、急にお腹が痛くなり途中の駅で降りてトイレに行ったことがありました。早めに試験会場に向かっていたので、試験には間に合いましたが、やはり気持ちがだいぶ乱れてしまったことは確かです。本当に何があるか分からないなーと身をもって体験しました。

<ご飯は軽めにする>
昔は試験の朝はしっかり食べて試験に行くという流れでしたが、実際ご飯をたくさん食べてしまうと消化にエネルギーを使わなくてはならなくなるので、その分脳の働きが低下します出来るだけ朝も昼も、食事は軽めにすることをお勧めします。一番いいのはやっぱりおにぎりです。1つ1つを小さくすることで、食べ過ぎを防げますし、もし昼以降に小腹が空いた時にも食べれるようにしておくと良いです。朝からカツを食べても点数は変わりませんよ(笑)。

<試験にいるものは前の晩に鞄に入れる>
受験票、筆箱、時計、財布、単語帳など試験にいるものは前の晩に鞄に入れましょう。当日の朝に慌ただしく準備するのはよくありません。筆箱には、えんぴつを最低5本とシャープペンシル、芯、消しゴムを2つ入れておきましょう。もし友達が筆箱を忘れて困っているときに助けてあげられるくらいの余裕を持っておくといいです。これと同じように割り箸も余分に持っておくといいです。保護者の方も試験当日は緊張しているので、お箸を入れ忘れることがあります。
 
試験に合格するには準備が欠かせません。試験勉強という準備は当然ですが、それ以外の準備も怠らないようにしましょう。万全の状態で試験を受け、自分の力を全て出してきてください。

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