【記事】倍率と合格最低点

生徒の進路相談を受けていると、「倍率が高いから不安だ」とよく言われます。倍率が高いから受ける学部、学科を変えようかなどと思ったことがある人は多いんではないでしょうか?

確かに倍率が高いと難しいような気がしますが、実際志望校に合格するために必要なことは何かと考えてみましょう。
それは単純な話で、要は「合格最低点」を超えることです。各大学が求めている学力さえクリアできれば合格するわけですし、その水準が毎年大きく変動することはないです。

各大学の入試情報を見る際は、必ず「合格最低点」をチェックしてみてください。倍率が高い学部、学科は合格最低点も多少高くなってはいますが、それでも合格最低点が8割以上なんてことはめったにありません。倍率が高くても低くても、入試で7割~8割の点数を取れれば合格できます。つまり合格最低点を超えることに集中できれば、無駄に悩む必要はなくなります。

また合格最低点を認識することは、過去問をする上でも非常に重要になります。過去問をやっていて満点を取るなんてことはあまりありません。どうしても間違った問題があると不安になりがちですが、合格最低点を超えていれば問題がないのです。つまり、間違ってもいい問題があるということです。間違ってもいい問題があるということを分かった状態で入試を受けると、緊張感は間違いなくほぐれます。
 
それでも倍率が全く気にならないとはなりにくいものですよね。あとは考え方を変えてみましょう。例えば倍率が5倍ということは、簡単に言うと5人に1人が受かるということです。つまり試験会場で自分の前後左右の人にだけ点数で勝てばいいんです。倍率3倍なら前後の人に勝てばよくて、左右の人に負けてもいいんです。どうですか?戦う相手が明確になると少しは気持ちの面で楽になりますよね。

入試情報にある数値は受験生を不安にさせるものでは決してありません。みんなの勉強のゴールを提示してくれているのです。その数値を正しく活用することで、より勉強のモチベーションを上げてほしいと思います。

当サイト及びアプリは、上記の企業様のご協力、及び、広告収入により、無料で提供されています