勉強方法(記事):模試の復習

模試の復習は学習面において非常に重要です。

 

<復習をする時期>

模試の復習は、受けた日もしくはその次の日にしてください。
理由としては、問題を解いた時の印象を鮮明に覚えている時期だからです。
問題を解いた際に、何を根拠に解いたのか何が分からなかったのかどの選択肢と迷ったのかなどは復習をする際に非常に重要になります。よってそのような記憶が残っている時期に復習をしましょう。

 

<復習のやり方>

模試の復習をする際には、間違ったところを中心に行うことが多いと思いますが、一番大事なのは正解している問題の根拠が正確に合っているかを確かめることです。いくら正解をしていても根拠が間違っていれば実際の入試で間違う可能性があります。また根拠が合って正解をしていることを確認すると、自分の解き方に自信を持てるようになります。よって、模試の復習の際にはまず正解をしている問題の根拠が合っているかどうか必ず確認するようにしましょう。

次に間違った問題のなかで、惜しい問題を復習してみてください。
惜しい問題とは、選択肢を2つまで絞れてまでいたが最終的に間違った選択肢を選んでいる問題や、根拠の箇所は合っているけれど間違ってしまった問題です。
これらの間違いは復習をしっかりすれば次の試験で正解をする可能性が高くなります。
さらに惜しい問題を復習することで、自分の間違いパターンを理解できるようになります。間違いパターンを理解できている人はケアレスミスをする確率も圧倒的に少なくなりますし、逆にケアレスミスを頻繁にする人は概して成績がよくありません。

 

全く分からなかった問題については、あまり深く復習する必要はないと思います。
全く分からなかったということは、復習にも非常に時間がかかります。さらに復習をしてもまだ分からない可能性があり、そうすると「自分はできない」と落ち込んでしまいますよね。

 
【先生向け】
生徒に「復習をしなさい」と言ってもなかなか復習はしません。なので、模試を受けた次の授業は復習する時間とするのも効果的です。
確かに教える側としては授業を行わないと不安になりますが、模試を受けっぱなしにしておいて成績表が返ってきてから対策を考えても効果は相当薄いです。模試の復習を習慣付けることが、先生の大きな役割です。
特に高1、高2(もしくは中学生担当)の先生はうるさいくらい生徒に復習することを伝えてみてください。

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