【対象】高校生
【説明文・要約】
・2直線の交点についてベクトルで表したいときは、2通りの方法で表現して、係数を合わせる
① 点R が 線分PC 上の点であることを数式化
(係数の和が1となるように、PR:RC=s:1-s とする)
\[ \overrightarrow{AR}=\big(1-s\big)~ \overrightarrow{AP}+s~ \overrightarrow{AC} \]
② 点R が 線分QB 上の点であることを数式化
(係数の和が1となるように、QR:RB=t:1-t とする)
\[ \overrightarrow{AR}=\big(1-t\big)~ \overrightarrow{AB}+t~ \overrightarrow{AQ} \]
・さらに、上図(初期画面)のケースの場合、
\[ \overrightarrow{AP}= \frac{1}{~2~}~ \overrightarrow{AB} \]
\[ \overrightarrow{AQ}= \frac{3}{~5~}~ \overrightarrow{AC} \]
を用いて、①、② を書き換え、最終的に係数を比較すればいい
(1次独立より、1通りでしか表現できない)
・なお、PR:RC または QR:RB については、メネラウスの定理を用いて求めることもできる