〔質問〕 ソ連で作られたソフホーズとコルホーズに違いはありますか? |
〔回答〕 大きく言えば、似たようなものですが、 ・ソフホーズ(国営農場) |
〔詳細〕
ともに旧ソ連における「みんなで農業をする(=集団化)」ための組織で、大きく言えば、ほぼ同じものと思ってもらって結構です。
社会主義の考え方は、資本主義のような格差社会を否定して、「みんなで協力して、平等に暮らしていこう!」というものです。その実際の試みとして、農業生産の現場が「集団化」されました。
ともに旧ソ連における「みんなで農業をする(=集団化)」ための組織で、大きく言えば、ほぼ同じものと思ってもらって結構です。
社会主義の考え方は、資本主義のような格差社会を否定して、「みんなで協力して、平等に暮らしていこう!」というものです。その実際の試みとして、農業生産の現場が「集団化」されました。
区別するのであれば、運営者が異なるという点です。
・ソフホーズは「国」が運営し、機械や設備等のすべてが国有という形態。国から給料を受け取る。
・コルホーズは民間「組合」が運営(=みんなで集まって耕作)する。ただし土地は国有。
というものです。
ちょっと語弊もありますが、イメージとしては、公立高校(ソフホーズ側)と私立高校(コルホーズ側)の違い、といった感じでしょうか。
もともとソフホーズ(国営農場)の方は、クラーク(富農)から取り上げた土地で、国に雇用された農民が耕す、といった経緯のものです。
一方のコルホーズについては、収穫物を一定の割合で国家に納めますが、残りについては自由処分(自由に売るなり食べるなり)して構いませんでした。
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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