中3数学:平行線と線分の比(1)

<ポイント>

・三角形に「平行な線」が加わると、色々な定理が使える
・DE//BCならば、AD:AB=AE:AC=DE:BC
・DE//BCならば、AD:DB=AE:EC

(1)三角形の内部に平行線を入れたとき
三角形に「平行な線」が加わると、色々な定理が使えます。

「DE//BCならば、AD:AB=AE:AC=DE:BC」
(赤〇:青〇=赤□:青□=赤△:青△)

図を見てもらうと分かるように、
DE//BCならば、△ADE∽△ABCとなります。
(∠A共通、同位角が等しい)

そのため、下の図では赤と青で色分けしていますが、それぞれ同じ記号の部分の辺が対応します。
三角形の平行線1
 
 
(2)DE//BCのとき、平行線と辺の比の関係

「DE//BCならば、AD:DB=AE:EC」
(赤〇:青〇=赤△:青△)

下の図では赤と青で色分けしていますが、それぞれ同じ記号の部分の辺が対応します。
平行線に沿って、「比をスライドする」イメージです。
三角形の平行線2

<まとめ>

・三角形に「平行な線」が加わると、色々な定理が使える
・DE//BCならば、AD:AB=AE:AC=DE:BC
・DE//BCならば、AD:DB=AE:EC

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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