<ポイント>
・三角形の相似条件は3つある
・【三角形の相似条件】③2組の角がそれぞれ等しい
・∠B=∠E、∠C=∠F
三角形の相似条件は3つあります。
どの条件も必ず「正確に覚えて」おきましょう。
【三角形の相似条件】
①3組の辺の比がすべて等しい
②2組の辺の比とその間の角がそれぞれ等しい
③2組の角がそれぞれ等しい
これら、3つの相似条件うち、1つでも当てはまれば「相似である」といえます。
(2)2組の角がそれぞれ等しい
【三角形の相似条件】③2組の角がそれぞれ等しい
このように、対応する2組の角がそれぞれ等しい場合に使います。
「∠B=∠E、∠C=∠F」のようになっている場合です。
これは、3組ある角のうち、「2組が等しいならば、もう1組も等しくなる」ためです。
(三角形の内角の和は、必ず180°となるため)
具体例を見てみると、
図より、
∠A=∠D=55°
∠B=∠E=40°
このように、2組の角がそれぞれ等しいようになっています。
このようなときに、△ABC∽△DEFとなります。
<補足>
【三角形の相似条件】③2組の角がそれぞれ等しい
は、3つの中でも使う頻度が高いと考えてください。
辺の長さについて問題で示されていなくても、角の大きさに注目すると対応する角の大きさが等しくなっている場合が多いためです。
<まとめ>
・三角形の相似条件は3つある
・【三角形の相似条件】③2組の角がそれぞれ等しい
・∠B=∠E、∠C=∠F
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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