<ポイント>
・どのような2次方程式でも、解の公式を使うと解くことができる
・【解の公式】x={-b±√(b2-4ac)} / 2a
・特に b の値が負の場合には、符号に注意して計算する
【解の公式】x={-b±√(b2-4ac)} / 2a
解の公式を使うことで、「どのような2次方程式でも解くことができます」。
ただし、式が複雑であるため、ふつうは因数分解などで解いた方が速いです。
つまり、「因数分解などで解けない場合に、解の公式を使えばよい」ということです。
【例題】次の2次方程式を解の公式を用いて解きなさい。
① x2+3x-5=0
解の公式より、
x={-3±√(32-4・1・(-5)} /(2・1)
={-3±√(9+20)} / 2
={-3±(√29)} / 2 (答え)
② 2x2-5x+1=0 (←特に b の値が負の場合には、符号に注意して計算する)
解の公式より、
x={-(-5)±√{(-5)2-4・2・1} /(2・2)
={5±√(25-8)} / 4
={5±(√17)} / 4 (答え)
<補足>
解の公式を用いて2次方程式を解いて、「解が整数」となった場合は、「因数分解で解くことができた」ということです。
<まとめ>
・どのような2次方程式でも、解の公式を使うと解くことができる
・【解の公式】x={-b±√(b2-4ac)} / 2a
・特に b の値が負の場合には、符号に注意して計算する
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
---|