中3数学:2次方程式の解き方(平方根の考え方②)

<ポイント>

・2次方程式において、x2 の係数が1ではない場合もある
・x2 の係数が1でない場合は、両辺を同じ数で割る(かける)
・「2次方程式 x2=k」の解は、x=±√k

(1)2次方程式 ax2=〇 の解き方
2次方程式 ax2=〇 は、両辺を同じ数 a で割る(または、かける)ことで、
x2=k の形になります。
これは「ある数 x を2乗すると、kになる」という意味です。
(ただし、k>0 する)

この場合の解は、x=±√k となります。

たとえば、

① 4x2=36
両辺を 4 で割ると、
x2=9(xを2乗すると、9になる)
 x=±√9=±3 (答え)

② -3x2=-15
両辺を -3 で割ると、
x2=5(xを2乗すると、5になる)
 x=±√5 (答え)

③ x2 / 3=6
両辺に 3 をかけると、
x2=18(xを2乗すると、18になる)
 x=±√18=±3√2 (答え)

このように考えて、解くことができます。
 
 
(2)2次方程式 ax2-〇=0 の解き方
2次方程式 ax2-k=0 は、移項すると、
x2=〇 の形になり、上の(1)のパターンと同じになります。
そして、両辺を同じ数 a で割る(または、かける)ことで、x2=k の形になります。

つまり、「ある数 x を2乗すると、kになる」という意味です。
(ただし、k>0 する)

この場合の解は、x=±√k となります。

たとえば、

① 2x2-8=0
移項して、2x2=8
両辺を 2 で割ると、
x2=4(xを2乗すると、4になる)
 x=±√4=±2 (答え)

② (1/3)x2-16=0
移項して、(1/3)x2=16
両辺に 3 をかけると、
x2=48(xを2乗すると、48になる)
x=±√48=±4√3 (答え)

このように考えて、解くことができます。

すべてのパターンに言えることですが、「自分が知っているパターンに変形する」ことが大切です。

<まとめ>

・2次方程式において、x2 の係数が1ではない場合もある
・x2 の係数が1でない場合は、両辺を同じ数で割る(かける)
・「2次方程式 x2=k」の解は、x=±√k

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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