<ポイント>
・「根号が分母に含まれる式」の加法・減法では、先に有理化する
・有理化をするときに、「分子に√a をかけ忘れない」ように注意する
・有理化が済めば、ふつうの分数の計算(通分する)
分数の加法・減法をするときに、分母に「根号が含まれる式」の場合は先に有理化をする必要があります。
ただし、有理化をするときに、「分子に√a をかけ忘れない」ように注意しましょう。
(分母の根号を無くすことに注力し、分子にかけ忘れるミスが見られます)
ただし、有理化をするときに、「分子に√a をかけ忘れない」ように注意しましょう。
(分母の根号を無くすことに注力し、分子にかけ忘れるミスが見られます)
有理化が済めば、ふつうの分数の計算(通分する)となります。
【例題】
① (√3)+{1/(√3)}
= (√3)+{(√3)/3} (← √3 をかけて有理化)
={(3√3)/3}+{(√3)/3} (←分母を 3 で通分)
={(3+1)√3}/3
=(4√3)/3 (答え)
② (√48)+{6/(√12)} (← √ の中の数を小さく)
= (4√3)+{6/(2√3)} (← 約分)
= (4√3)+{3/(√3)} (← √3 をかけて有理化)
= (4√3)+{(3√3)/3} (← 約分)
= (4√3)+(√3)
= (4+1)√3
= 5√3 (答え)
<まとめ>
・「根号が分母に含まれる式」の加法・減法では、先に有理化する
・有理化をするときに、「分子に√a をかけ忘れない」ように注意する
・有理化が済めば、ふつうの分数の計算(通分する)
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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