<ポイント>
・「問題文から自分で作図してみる」こと
・自分で作図したものは、その点の名前は自分で決めてよい
・「作図についての証明」は三角形の合同を利用して証明する
【問題】
∠AOBの二等分線を、以下のように作図した。
このとき、半直線OPが∠AOBの二等分線であることを証明しなさい。
【証明】
PとC, PとDを結び、△COPと△DOPをつくる。 (←このように自分で線分をつけたしてもよい)
∠AOBの二等分線を、以下のように作図した。
このとき、半直線OPが∠AOBの二等分線であることを証明しなさい。
【証明】
PとC, PとDを結び、△COPと△DOPをつくる。 (←このように自分で線分をつけたしてもよい)
△COPと△DOPにおいて、
仮定より、
OC=OD …①
CP=DP …②
また、OPは共通(な辺)…③
①,②,③より、
3組の辺がそれぞれ等しいので、
△COP ≡ △DOP
合同な図形で、対応する角は等しいので、∠COP=∠DOP
したがって、半直線OPは、∠AOBの二等分線である。(証明終わり)
<補足>
こちらの証明については、「直角三角形の合同条件」を用いて証明することもできます。
点Pから半直線OA,OBに垂線を下ろして、直角三角形をつくって証明する方法です。
詳しくは、直角三角形の証明の部分で習います。
<まとめ>
・「問題文から自分で作図してみる」こと
・自分で作図したものは、その点の名前は自分で決めてよい
・「作図についての証明」は三角形の合同を利用して証明する
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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