【質問】数学:∴とi.e.と ⇔ の使い方の違いについて

〔質問〕

∴とi.e.と ⇔ の使い方の違いを教えてください できれば例文もお願いします

〔回答〕

∴(ゆえに)については、「そこまでで述べたことから導けること」に対して使います。
他の2つとの違いとしては、言い換えという感じではない、という点です。

数学の答案的には「結論」部分になることが多いですが、
例えば、

△ABCと△DEFについて、
・AB=DE
・AC=DF
・∠A=∠D
∴ △ABC≡△DEF

のような感じで、
ここで言うと「あくまでも上の3つから導けること」というものです。
 
 
i.e. については「すなわち」に相当し、(単純な)言い換えに使われます。
実際にわざわざ使うようなケースはないですが、例えば、

x=±2
i.e. x=2 または -2

みたいなことです。
 
 
最後に「⇔」については、同値であることを示します。
より正確には、「前側に該当するもの」と「後側に該当するもの」が全く同じかどうか、で、

x=√x
⇔ x2=x, x≧0

のようなことです。
i.e. よりも、話が先に進んでいるイメージです。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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