〔質問〕 太陽暦は太陽の動きを基準に、太陰暦は月の動きを基準にしていることは知っていますが、 それが具体的にどういう違いになるのかがわかりません |
〔回答〕 まず、太陽暦はよくご存じの通り、「地球が太陽の周りを1周する時間」を基準に、「365日=1年」として扱います。 (正確には365.24日=1年のため、基本的に4年に1回、1日追加する(うるう年の件)) 一方、太陰暦は「月の満ち欠け」を基準にするため、「約29.5日=1ヶ月」として扱います。例えば、イスラーム暦では各月が29日または30日で構成されています。 太陽暦の場合、「月」と季節が連動しますので、例えば冬至や夏至は毎年ほぼ同じ日に来ますし、毎年「8月は暑い」みたいなことが起こりますが、 逆に、太陰暦は月に合わせていますので、例えば「満月」の日は毎月15日頃と決まりますが、太陽暦の場合はバラバラになります。 |
〔補足〕
基本的に、365日(より正確には約365.24日)経過すると、地球は概ね同じ箇所に戻ってきますが、
一方で、月は地球を12周してさらに11日分経過しますので、365日後には違う場所にいることになります。
(例えば、満月の日の365日後は満月ではない)
基本的に、365日(より正確には約365.24日)経過すると、地球は概ね同じ箇所に戻ってきますが、
一方で、月は地球を12周してさらに11日分経過しますので、365日後には違う場所にいることになります。
(例えば、満月の日の365日後は満月ではない)
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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