地理用語:遠洋漁業(えんようぎょぎょう)

〔概要〕
沿岸から離れた外洋や他国の排他的経済水域(EEZ)など、遠い海域で行われる漁業活動。
(他国のEEZ内でも許可(通常は金銭の支払い)があれば漁業は可能)

特定の海域や季節に依存せず、1年を通して大規模な漁獲が可能となる。

また、大型の漁船や特別な装備、技術が必要とされるため、資金力を多く必要とする。
特に近年(さかのぼるならオイルショック以降)は燃油費の上昇もあり、遠洋漁業がコスト面で避けられる傾向にある。

※ テスト的には、
・各国による排他的経済水域の設定
・燃油費の上昇
によって遠洋漁業は縮小傾向、と覚えておけばよい。

〔補足〕
過度な漁獲による魚種の資源枯渇が問題となっている。特にマグロなどの高級魚の乱獲は、種の絶滅を招く恐れがある。
また、国際的な水域が漁場となるため、排他的経済水域の権利を巡る国際的な対立やトラブルの原因ともなる。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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