中1数学:三角形と辺・角の表し方

<ポイント>

・三角形ABCを記号を用いて「△ABC」と表す
・「△ABC」「△BAC」「△CAB」などはすべて同じ三角形を表す
・図形の中で等しい辺や等しい角があると、印をつける

(1)三角形
三角形ABCを記号を用いて△ABCと表します。
「記号△+3つ頂点」という形になります。

3つの頂点を書く順は、どの頂点から並べて構いませんが、ふつう「上にある頂点から反時計回り」に書くことが多いです。
(「△ABC」「△BAC」「△CAB」などはすべて同じ三角形を表すということ)
三角形ABC
(こちらの三角形の場合だと、△ABCと書いても、△BAC・△CABなどと書いても大丈夫です)
 
 
(2)等しい辺と等しい角の表し方
三角形の辺や角のうち、等しいものがあれば、「=」でつないで表します。
二等辺三角形
たとえば、こちらの△DEFにおいて、
「辺DEと辺DFの長さが等しい」場合は、DE=DFと表します。
また、DE=DFであれば、「△DEFは二等辺三角形」なので、
「∠DEFと∠DFEは等しい」といえるので、∠DEF=∠DFEと表します。

それらを図に表す場合は、「この辺とこの辺の長さが等しい」と一目で分かるように「 | 」や「 || 」などの同じ印をつけます。
角度の場合も同じ印をつける
ことで一目で分かるようにします。

<補足>

△ABC=△DEFと表した場合、「△ABCと△DEFの面積が等しい」という意味になります。
まったく同じ形(辺の長さや角度が同じ)の三角形であるときは「△ABC≡△DEF」と表します。
(「≡」は合同を表し、「すべての辺の長さや角度が同じ」という意味になります)

なお、合同については中学2年生で詳しく習います。

<まとめ>

・三角形ABCを記号を用いて「△ABC」と表す
・「△ABC」「△BAC」「△CAB」などはすべて同じ三角形を表す
・図形の中で等しい辺や等しい角があると、印をつける

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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