〔質問〕 合同式に関してあまり特徴がよくわかりません |
〔回答〕合同式は「余りの計算を、余りの部分だけで行う」というものです。 例えば、 それをしているのが合同式で、具体的には、 ※ もし、a≡3, b≡4 とかで、a+b≡3+4 で 7 となりますが、あくまでも「5 で割った余りを考える」ため、a+b≡3+4≡7≡2 となります。 |
〔詳細〕
引き算についても同様の理屈で、a-b≡1-3≡-2≡3 というような計算が可能です。
(a-b=5(m-n)-2=5(m-n-1)+5-2(← 5を1個外に出す)=5(m-n-1)+3 より)
かけ算についても同様で、
a×b=(5m+1)+(5n+3) については、
=5・5mn+5・3m+5・n+1・3
=5(5mn+3m+n)+3
ということで、得られる「余りの3」は結局のところ 1×3 から得られるため、
a≡1, b≡3 に対し、ab≡1・3≡3 という計算が成り立ちます。
一方の、割り算についてはこういうことは言えませんので a÷b について ≡1/3 のようなことはできません
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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