中1数学:おうぎ形の複合図形

<ポイント>

・おうぎ形が組み合わせられても、一つ一つを丁寧に求めていく
弧 l =2πr・(x/360)
面積 S =πr2・(x/360)

〔例題1〕
こちらの図の色のついた部分の周りの長さを求めなさい。
複合図形1
緑色のついた部分は、
〔半径8cmのおうぎ形の弧〕+〔半径12cmのおうぎ形の弧〕+〔直線部分〕で求められるので、
弧 l =2πr・(x/360) より、
{16・π・(72/360)}+{24・π・(72/360)}+4・2
=(16/5)π+(24/5)π+8
=8π+8 cm
 
 
〔例題2〕
こちらの図の正方形の中にある、色のついた部分の面積を求めなさい。
複合図形2
こちらの図形については、「2つに分割する」ことで求めていきます。
複合図形3
「この図の緑色の部分の2倍が求めたい面積」になるので、
(〔半径10cmのおうぎ形の面積〕-〔直角二等辺三角形の面積〕)×2
={10・10・π・(90/360)-10・10・(1/2)}×2
=(25π-50)×2
=50π-100 cm2

<まとめ>

・おうぎ形が組み合わせられても、一つ一つを丁寧に求めていく
弧 l =2πr・(x/360)
面積 S =πr2・(x/360)

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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