【質問】数学(ベクトル):受験数学におけるベクトルの使い方について

〔質問〕
ベクトルに関して教えてください
1)ベクトルは「大きさと向きを表す量」と教わりましたがいまいち受験数学においてはどういった概念なのかわかりません。受験数学においてベクトルはどういったものでどういう時に使うものと認識しておけばいいでしょうか?
2)ベクトル関連の公式を覚える時何かコツというか整理して覚える方法などありますでしょうか?
3)図形や関数の問題などでベクトルを見かけますがそれぞれどんな時にベクトルの知識の適応を考えればいいでしょうか?
〔回答〕
一言で要約するなら「図形問題を数式化し、計算問題として解く」というものです。

図形問題が与えられたときに、もちろん、合同・相似やら、定理やらを使いながら結論を得るという解き方をしてもいいですが、複雑な問題になればそれが困難になります。
そこで、例えば「内積」という形で数式化して、それを「あたかも四則演算かのように処理」しながら進め、計算結果として「(例えば)内積=0」のようなものが得られたら「垂直」という意味付けをする、というようなフローを採っているというものです。

ですので、3) に関しても、要は「図形問題をそのまま解き進めるのが困難なとき」ということになります。

なお、2) については、さほど覚えることが多いわけではないですので、どちらかというと基本問題の中で使い方を覚えていく、というのが重要です。
いまいち習得していない感じであれば、いま一度、基本問題集を反復して解く、というのがいいと思います

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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