【質問】:水とエタノールの混合物を加熱した時、約80℃のときにエタノールが多く含まれている理由

〔質問〕
水とエタノールの混合物を加熱した時の温度変化についてです。約80℃のときはエタノールが多く含まれていて、100℃になると水が多く含まれていると教科書に書かれています。ですが、78℃でエタノールは蒸発するかなぜ多く含まれているとかかれているのですか??
〔回答〕
まず、エタノールの「78℃」、水の「100℃」というのは「沸点」のことで、沸点とは「液体の内部からも気化(液体が気体になること)が起こる温度」のことを指します。
言い換えると、沸点に達していなくても「液体の表面からは」蒸発は起こっていますので、約80℃のときについては「がんがん気化しているエタノールと、少しずつ蒸発が起こっている水」が混ざっている状態になります。
100℃になると、そのときにはすでにエタノールの気化が終わっていますので、基本的に水しか出てこないことになります。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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