中3理科:生産者・消費者

<ポイント>
・無機物から有機物を生産する「植物」を(自然界の)生産者という
・植物や他の動物を食べることで生活する「動物」を(自然界の)消費者という
・土の中にも食物連鎖が成り立っている
(1)生産者
光合成によって、無機物から有機物を生産する「植物」を(自然界の)生産者といいます。
この「無機物から有機物を生産する」はたらきは、動物にはありません。
そのため、もし仮に植物がこの世界からいなくなると、動物は生活できない状況になってしまいます。

(2)消費者
植物や他の動物を食べることで生活する「動物」を(自然界の)消費者といいます。
「無機物から有機物を生産する」はたらきは、動物にはありません。
「他の生物がつくり出した有機物を(食べることで)取り入れる」ことが必要なのです。

消費者に分類されるのは、「草食動物」「肉食動物」などです。

(3)土の中の生物
普段はあまり目にしない、「落ち葉の下」や「土の中」にも食物連鎖が成り立っています。

・生産者:枯れた葉や枝・植物の根

・消費者:
〔植物を食べる〕ミミズ、ヤスデ など
〔動物を食べる〕クモ、ムカデ、モグラ など

<補足>
枯れた葉(落ち葉)は、「新たに有機物をつくり出すはたらき」がありません。
しかし、すべての有機物(栄養分)を失った状態で土の上に落ちているわけではないので、「有機物を消費者に与える」という性質は残っています。
そのため、枯れた葉や枝も生産者となるのです。
<まとめ>
・無機物から有機物を生産する「植物」を(自然界の)生産者という
・植物や他の動物を食べることで生活する「動物」を(自然界の)消費者という
・土の中にも食物連鎖が成り立っている

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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