中2理科:コイルまわりの磁界

<ポイント>
・導線を巻きつけたものをコイルという
・導線のまわりにできる磁界が強めあうため、強い磁界ができる
・右手でコイルを電流の向きに合わせてにぎると、磁界の向きが分かる
導線をぐるぐると巻きつけたものを、コイルといいます。

このコイルに電流を流すと、導線のまわりに磁界ができます。
導線を巻きつけているため、磁界を強め合うことになり、(1本の導線だけよりも)強い磁界が発生します。
コイルの磁界
コイルを右手で、(親指を立てて)「流れる電流の向きににぎる」とき、「親指が向く方向」が磁界の向きです。
電流を流す方向を逆にすると、(右手で)「にぎる方向が逆向きになる」ため、できる磁界の向きも逆になります。

また、このコイルに鉄しん(鉄の棒)を入れたものを電磁石といいます。
文字通り、電流を流すと磁石のはたらきをします。

<補足>
コイルまわりにできる磁界の強さを強める方法として、3つ覚えておきましょう。
・鉄しんを入れる(電磁石とする)
・流れる「電流を大きく」する
・コイルの「巻き数を増やす」

なお、磁界の強さは「流れる電流の大きさ」「コイルの巻き数」に比例します。

<まとめ>
・導線を巻きつけたものをコイルという
・導線のまわりにできる磁界が強めあうため、強い磁界ができる
・右手でコイルを電流の向きに合わせてにぎると、磁界の向きが分かる

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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