中2理科:気圧の配置

<ポイント>
・高気圧・低気圧という気圧の配置を気圧配置という
・内部にいくほど気圧が高くなっている部分を高気圧という
・内部にいくほど気圧が低くなっている部分を低気圧という
天気図を見ると、等圧線が閉じている部分で「高」や「低」と示されている部分があります。
これは高気圧と低気圧を示していて、この「高気圧・低気圧がどのように分布しているのか」を気圧配置といいます。

(1)高気圧
等圧線が閉じられている部分で、内部にいくほど気圧が高くなっている部分を高気圧といいます。
高気圧は、その周辺の部分よりも気圧が高くなっています。

高気圧の部分から、右回りに風が吹き出します。(北半球の場合)

(2)低気圧
等圧線が閉じられている部分で、内部にいくほど気圧が低くなっている部分を低気圧といいます。
低気圧は、その周辺の部分よりも気圧が低くなっています。

低気圧の部分へ、左回りに風が吹き込みます。(北半球の場合)

なお、低気圧は「中心から前線が伸びていることが多い」ことや、「等圧線の間隔が狭いことが多い」という特徴があります。

<補足>
高気圧・低気圧ともに、●●hPa以上で高気圧・◯◯hPa以下で低気圧という基準はありません。
周囲の気圧よりも「高くなっていれば高気圧」、「低くなっていれば低気圧」といいます。
「先週あった低気圧よりも、今日の高気圧の方が気圧が低い」なんてこともあります。
<まとめ>
・高気圧・低気圧という気圧の配置を気圧配置という
・内部にいくほど気圧が高くなっている部分を高気圧という
・内部にいくほど気圧が低くなっている部分を低気圧という

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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