<ポイント>
・2種類以上の物質が結びついて、別の新しい物質ができることを化合という
・鉄 + 硫黄 → 硫化鉄( Fe + S → FeS)
・鉄が化合して硫化鉄になると、さまざまな性質が変化する
・2種類以上の物質が結びついて、別の新しい物質ができることを化合という
・鉄 + 硫黄 → 硫化鉄( Fe + S → FeS)
・鉄が化合して硫化鉄になると、さまざまな性質が変化する
2種類以上の物質が結びついて、別の新しい物質ができることを化合といいます。
そして、「化合によってできた物質」を化合物といいます。
そして、「化合によってできた物質」を化合物といいます。
重要な化合の実験に「鉄と硫黄の化合実験」があります。
鉄と硫黄の粉末を混ぜ合わせて、加熱すると反応が始まります。
〔化学反応〕
鉄 + 硫黄 → 硫化鉄
〔化学反応式〕
Fe + S → FeS
反応によって、「硫化鉄ができる」のですが、鉄とは性質が異なります。
・硫化鉄の色は黒色(鉄は銀白色、硫黄は黄色)
・硫化鉄は磁石につかない(鉄は つく)
・硫化鉄に電流は流れない(鉄には流れる)
・硫化鉄とうすい塩酸を反応させると、硫化水素が発生(鉄の場合は水素が発生)
このように、鉄と硫化鉄は異なる性質をもつため、「別の物質ができた」といえます。
なお、硫化水素は有毒な気体なので、実験する時は風通しのよい状態で行います。
硫化水素は「卵の腐ったようなにおい(腐卵臭)」がすることも覚えておきましょう。
<補足>
試験管に(鉄と硫黄の)混合物を入れ、その上部を加熱します。
反応が始まると、加熱している上部が赤くなってきます。
混合物の反応で、熱が発生しているということです。
試験管に(鉄と硫黄の)混合物を入れ、その上部を加熱します。
反応が始まると、加熱している上部が赤くなってきます。
混合物の反応で、熱が発生しているということです。
反応が始まったら、加熱をやめましょう。
加熱をやめても、反応熱でどんどん下の方まで反応を続けていきます。
加熱しなくても反応が続くのであれば、
危険な加熱を続ける必要はないということです。
<まとめ>
・2種類以上の物質が結びついて、別の新しい物質ができることを化合という
・鉄 + 硫黄 → 硫化鉄( Fe + S → FeS)
・鉄が化合して硫化鉄になると、さまざまな性質が変化する
・2種類以上の物質が結びついて、別の新しい物質ができることを化合という
・鉄 + 硫黄 → 硫化鉄( Fe + S → FeS)
・鉄が化合して硫化鉄になると、さまざまな性質が変化する
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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