日本史用語:大東亜会議(だいとうあかいぎ)

東條英機内閣がアジア諸地域の首脳を集めて開いた首脳会議。欧米による植民地支配からの解放を唱え、日本が占領した地域から戦争協力を得ようとした。
(補足)
1943年に開催。
日本・満州国・タイ・フィリピン・ビルマ・自由インド仮政府・中華民国(汪兆銘(おうちょうめい)政権)が参加した。
東條英機内閣はこの会議を開くにあたってビルマやフィリピンなどを形式的に独立させ、会議に参加させた。
また、この会議では『大東亜共栄圏(だいとうあきょうえいけん)』を誇示し、大東亜宣言を採択した。

なお、日本の狙いとしては「みんなで欧米を追い払おう!」というものだったが、現地では「え、ただ、支配者が日本に変わるだけでは?」ということで日本に抵抗する動きも生じていった。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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