中1理科:茎のつくり

<ポイント>
・茎のはたらきは「からだ全体を支える」「日光をより受けられるようにする」
・茎の内部には維管束が通っていて、水や養分の通り道になっている
・茎の維管束の並び方には、単子葉類と双子葉類で違いがある
茎には、葉を含めた「植物のからだを支えるはたらき」があります。
そのため、他のからだの部分よりも固いつくりになっています。
また、葉が「日光をより受けられるようにする」ため、高く伸び、枝分かれをして成長していきます。

(1)維管束
この茎をしっかりとしたつくりにしているのが、維管束です。
維管束は「吸収した水の通り道である道管」と「光合成によってできた栄養分の通り道である師管」が束になってできています。

維管束のうち、茎の内側にあるのが道管外側にあるのが師管です。
(「栄養 師、内の水 道管」と覚えましょう)
茎の維菅束

(2)単子葉類・双子葉類の維管束の並び方
・単子葉類:茎全体に散らばるように並んでいる
・双子葉類:輪状に(輪になるように)並んでいる
維菅束の並び方

<補足>
双子葉類・単子葉類の特徴は、維菅束の並び方だけではありません。
まとめて覚えておきましょう。

維管束葉脈
子葉類ひげ散らばる行脈
双子葉類主根と側根輪状に並ぶ網状脈
<まとめ>
・茎のはたらきは「からだ全体を支える」「日光をより受けられるようにする」
・茎の内部には維管束が通っていて、水や養分の通り道になっている
・茎の維管束の並び方には、単子葉類と双子葉類で違いがある

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

当サイト及びアプリは、上記の企業様のご協力、及び、広告収入により、無料で提供されています