日本史用語:傾斜生産方式(けいしゃせいさんほうしき)

第1次吉田茂内閣期に行われた、石炭の採掘や鉄鋼業に重点的に資金や資材を投入する政策。1948年まで実施された。
(補足)
多くの産業にまんべんなく資金や労働力を振り向けるより、重点的に基幹産業を復興・成長させた方が波及効果も大きくなるだろう、という考えによるもの。
(差をつける・強弱をつけるという意味で「傾斜」という言葉が使われている)

第1次吉田茂内閣で採用されて以降、片山(てつ)内閣や芦田均(あしだ ひとし)内閣でも引き続き行われた。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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