中1理科:音の性質と速さ

<ポイント>
・音は音源が振動することによって出される
・音は音源から出て、波となって伝わっていく
・音の速さは、空気中で約340m/s(伝わる物質によって変わる)
(1)音の性質
音を出す物体を音源といいます。(発音体ともいう)
音源から音が出ている間、音源は振動し続けています。
つまり、「音源が振動することで、音が出される」ということです。

音は空気などの気体、水などの液体、金属などの固体を振動させ、波となって進んでいきます。
伝わる物体があれば音は進んでいきますが、「真空中では振動させるもの(空気)がない」ため音は伝わりません

また、音は光と同じく、反射して進みます。

(2)音の速さ
音が空気中を伝わって進むときの速さは約340m/sです。
(音の速さは、空気の温度によって変わります)

音は物体を振動させて進むので、密度の大きい液体や固体を伝わる時の方が速く進みます。

〔各物質中を音が進む速さ〕
水:1500m/s
ガラス:5440m/s
鉄:5950m/s

<補足>
(こちらの内容は暗記する必要はなく、高校入試範囲までで必要な場合は問題で与えられます)
音が空気中を進む時の速さは、温度によって変わりますが、以下の公式で求めることができます。

気温が t ℃のときの、音の速さを V m/s とすると、
V = 331.5 + 0.6t
という関係になっています。

<まとめ>
・音は音源が振動することによって出される
・音は音源から出て、波となって伝わっていく
・音の速さは、空気中で約340m/s(伝わる物質によって変わる)

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

当サイト及びアプリは、上記の企業様のご協力、及び、広告収入により、無料で提供されています