中1理科:上皿てんびんの使い方

<ポイント>
・「物体の質量を測る」「決まった質量を測りとる」場合で使い方が変わる
・「利き手側によく動かすもの」をもってくる
・薬品を測りとるときは、左右両方の皿に薬包紙を敷く
上皿てんびんの使い道は2つあります。
(1)物体の質量を調べる(測る)
(2)薬品などを決まった質量分だけ測りとる
それぞれの場合で、「左右の皿に置くもの」が変わります。
「利き手側によく動かすものを置く」ためです。

今回は、利き手を右として説明していきます。
(つまり、右側の皿に「よく動かすもの」を置いていくということ)

(1)物体の質量を測るとき
左側の皿に質量を測りたい物体をのせる
右側の皿に、物体よりも少し重いと予想される分銅をのせる
(軽いものから試すよりも、分銅を置いたりする回数を減らすことができるため)
③ 少しずつ分銅を軽いものに変えて、つり合いを調べる

(2)決まった質量を測りとりたいとき
左側の皿に測りたい質量の分だけ分銅をのせる
右側の皿に、少しずつ測りとりたい薬品などを加えて、つり合いを調べる

なお、薬品を測りとるときは、左右の皿に薬包紙を敷いておきます
(薬品をのせる側だけだと、正確に測りとれないため)

また、左利きの場合は、「のせる皿を左右逆に」します。
(手順は右利きの場合と同じ)

<補足>
稀に「電子てんびんを使い方」に関する問題もあります。
注意する点をあげておくので、参考にしてみてください。

・何も載せていないときの表示が「0.00g」になるようにセットする
・薬品を測りとる場合は「薬包紙を載せてから、表示が0.00gになるように」セットする

<まとめ>
・「物体の質量を測る」「決まった質量を測りとる」場合で使い方が変わる
・「利き手側によく動かすもの」をもってくる
・薬品を測りとるときは、左右両方の皿に薬包紙を敷く

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

当サイト及びアプリは、上記の企業様のご協力、及び、広告収入により、無料で提供されています