〔質問〕 分子をつくらない物質は、何を覚えておけばいいですか? |
〔回答〕 分子をつくらない物質で覚えておきたいものは、金属と炭素です。 これらのものは、多数の原子が集まって、ひとかまり(結晶)になっているイメージです。 (そのため、これらの物質の化学式には記号だけで、数字は使わない) また、酸化銅や塩化ナトリウム・塩化マグネシウムなどの金属化合物の多くも分子をつくりません。 |
〔発展〕
高校範囲のことで言うと、
まず前提の話として、各物質のでき方(複数の原子のくっつき方)には3通りあり、
・共有結合
・イオン結合
・金属結合
のいずれかの方法で結びつくことによってできています。
このうち、原則として、共有結合によってできた物質が分子をつくるもので、イオン結合と金属結合によってできている物質が分子をつくらない物質です。
高校範囲のことで言うと、
まず前提の話として、各物質のでき方(複数の原子のくっつき方)には3通りあり、
・共有結合
・イオン結合
・金属結合
のいずれかの方法で結びつくことによってできています。
このうち、原則として、共有結合によってできた物質が分子をつくるもので、イオン結合と金属結合によってできている物質が分子をつくらない物質です。
上記の回答の「金属化合物の多く」や「金属」というのが、順に「イオン結合」と「金属結合」に対応した話です。
※ さらに細かい話としては、炭素は共有結合でできている物質なのですが、例外的に分子をつくらない物質になっています。詳しいことは高校に入ってからで大丈夫です。
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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